“7200万ポンド”の投資は大成功となる 批判乗り越えたケパは誰もが認めるチェルシー守護神へ

一時は出番を失ったケパ photo/Getty Images

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メンディとのポジション争いに完全勝利となるか

7200万ポンドの移籍金は当たりとなるのだろうか。驚きの序列変化が起きたのは、チェルシーGKケパ・アリサバラガだ。

ケパは2018年にアスレティック・ビルバオから7200万ポンドもの移籍金でチェルシーに加入したが、ミドルシュートへの対応が悪いなど批判を浴びてきた。結局は守護神として信頼を確保することができず、チェルシーは2020年にレンヌからセネガル代表の守護神エドゥアール・メンディを補強。ケパの序列は低下することとなった。

このままケパの序列が上がることはないかとも思われたが、今季途中よりケパは1番手へと復帰を果たすことになった。メンディのパフォーマンスが上がらなかったことに加え、指揮官がグレアム・ポッターに交代したことも大きい。今季序盤も1番手はメンディだったが、シーズン中に序列がひっくり返ることになった。
セービングの部分も評価は上がっており、元より足下の技術はメンディよりケパの方が上と考えられてきた。ポッターの要求に応えられるGKと判断されたのだろう。

何よりメンディが30歳なのに対し、ケパは28歳だ。年齢的にまだまだトップレベルでプレイすることができるはずで、英『Football365』は今になってケパへの7200万ポンドが正解になるかもしれないと評価を変え始めている。

現在もメンディが負傷離脱しており、ケパとしてはライバルと差をつけるチャンスだ。スペイン代表での立ち位置も気になるところで、ここから本格的にケパの時間が始まるか。

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