チェルシーデビュー戦で披露した精度と強度 エンソ・フェルナンデスが中盤からチームをけん引

チェルシーデビューのエンソphoto/Getty Images

フラムとスコアレスドロー

チェルシーはプレミアリーグ第22節でフラムと対戦。互いに攻め込むものの、ゴールを決め切ることができずスコアレスドローで試合を終えた。この試合で移籍後初スタメンとなったのが、エンソ・フェルナンデスだ。

今冬に加入したばかりのエンソはこの試合で早速スタメンに抜擢。[4-1-2-3]のアンカーに入ったアルゼンチン代表MFは巧みにボールを扱い、簡単に前を向いて前線にパスを配給した。ゴールを生むことはできなかったが、持ち味は遺憾なく発揮したといえるだろう。

またデータサイト『SogaScore』によればこの試合で強度の高さを見せつけており、12回のデュエル数のうち、勝利数は「8」を記録。FIFAワールドカップ・カタール大会で見せた精度と強度をプレミアリーグの初陣でも発揮した。

移籍市場最終日にベンフィカから1億2100万ユーロと破格の移籍金でチェルシーへ加入した。ベンフィカは慰留に努めたものの、最終的にはエンソの移籍の意思は強かったとベンフィカの会長や指揮官は各メディアで話しており、相当な覚悟を持ってやってきたことだろう。移籍金による期待値は高まっているが、高いパフォーマンスでチェルシーを引き上げることはできるか。

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