ローマ脱出への最後の希望はトルコ行き ガラタサライ移籍に前向きなザニオーロ

トルコ行きも破談なら半年間プレイできない可能性もある photo/Getty Images

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今度こそ移籍実現なるか

1月中の移籍が噂されながらも、結局ローマに残留しているイタリア代表FWニコロ・ザニオーロ。まだ移籍市場が閉じていないトルコのクラブへの移籍が現実味を帯びているようだ。
 
今冬のローマ退団を望んだことにより、ミランやボーンマス移籍の可能性が浮上していたザニオーロ。個人間で合意に至っていたと言われるミランへの移籍はクラブ間での条件が折り合わず破談となり、クラブ間で合意に至っていたと言われるボーンマス行きはザニオーロ本人が拒否。ローマでは先月13日のジェノア戦以来メンバー入りしていない状況で、彼の将来は不透明となっている。
 
伊『Sky Sport』は、トルコの移籍市場閉幕が2月8日であることに言及しつつ、ガラタサライとフェネルバフチェがザニオーロの獲得に向け動いていると報じている。ガラタサライに関しては、総額2200万ユーロ(約31億円)のオファーをすでにローマに提示したようだ。
 
そして、プレイすることを望んでいるザニオーロはガラタサライが提示してきた年俸300万ユーロ(約4億円)という条件を受け入れたというが、ローマはガラタサライからのオファーを拒否した模様。彼らはまだオファーを提示してきていないフェネルバフチェを巻き込みながら、より好条件のオファーを引き出したいと考えているようだ。
 
また同メディアによると、ザニオーロは今回のトルコ行きが実現しなかった場合、6月まで移籍を待つ用意もあるというが、そうなれば約半年間ピッチから遠ざかる可能性も高いだろう。23歳と伸び盛りであることを踏まえれば、なんとしてでもこの段階でローマを脱出するべきと言えるが、タイムリミットまでにローマが納得するオファーは届くのか。

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