マンUはオシムヘン獲得に170億円を費やす準備も? 大型移籍を呼び起こしそうなストライカー需要の高まり

今季の活躍でさらに価値が上がりそうなオシムヘン photo/Getty Images

ナポリもそう簡単にはオシムヘンを手放さないだろう

シーズン終了後の大物ストライカーの獲得や、FWアントニー・マルシャルの売却が噂されているここ最近のマンチェスター・ユナイテッド。獲得候補の1人としてナポリのFWヴィクター・オシムヘンの名前もよく挙がっているが、その実現に向けて莫大な資金を投入する可能性もあるようだ。
 
昨年11月にFWクリスティアーノ・ロナウドが退団したものの、1月の移籍市場でオランダ代表FWボウト・ベグホルストをローンで獲得することに成功したマンU。しかし、ベグホルストのローン移籍には買取オプションが付帯しておらず、負傷しがちなもう1人のストライカー・マルシャルは戦力として計算しづらい状況だ。
 
ベグホルストの活躍次第では、マンUが完全移籍で彼を獲得するために動く可能性もありそうだが、マルシャルを放出するとなればまた別でストライカーを獲得する必要性が出てくる。
 
英『Sport Witness』によると、オシムヘン獲得のために1億2000万ユーロ(約170億円)を投じる準備がマンUにあると伊『Gazzetta dello Sport』が報じたようで、同じプレミアリーグのチェルシーも同様だと同メディアは伝えているようだ。
 
現在24歳のオシムヘンはセリエA首位のナポリでレギュラーとして活躍しており、今季はここまでにリーグ戦16ゴールをゲット。12ゴールのFWラウタロ・マルティネスやFWアデモラ・ルックマンを抑えて得点ランキングトップに立っている。
 
純粋なセンターフォワードの選手がほとんどいないチェルシーも含め、ストライカー不足に悩むクラブがオシムヘンを獲得したいと考えるのは至極真っ当だが、1億2000万ユーロという大金を一人の選手に投じて良いのかは難しいところ。まずはオシムヘン擁するナポリが33年ぶりのスクデット獲得を成し遂げられるかどうかが見ものとなるが、シーズン終了後は彼の去就にも多くの注目が集まりそうだ。

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