ロマーリオ、ロナウドに続く衝撃? リーガ1年目から得点量産のレヴァンドフスキは大成功の即戦力補強となった

首位バルセロナを引っ張るレヴァンドフスキ photo/Getty Images

初年度からリーグ戦30ゴールに届くか

20試合を消化し、2位レアル・マドリードに勝ち点差8をつけてリーガ・エスパニョーラ首位に立っているバルセロナ。

残念ながらチャンピオンズリーグの方はグループステージ敗退となってしまったが、ひとまずリーグ制覇への道は見えてきた。シャビ・エルナンデスが指揮官に就任してからは積極的な補強を続けてきたが、リーグ制覇は1つの大きな目標だ。ここ最近の結果にはサポーターも納得していることだろう。

中でもスペイン『as』が称えたのはバイエルンから加えたFWロベルト・レヴァンドフスキだ。

34歳とベテランのレヴァンドフスキ獲得に関しては、将来性を考慮しての補強とは言えないかもしれない。しかし、同メディアは元ブラジル代表FWロマーリオ&ロナウドと似たインパクトと称賛する。

ロマーリオは1993-94シーズンよりバルセロナでプレイし、1年目にいきなりリーグ戦30ゴールを記録して得点王のタイトルを獲得。チームもリーグを制しており、ロマーリオは僅か1シーズン半と短いプレイ期間の中で大きなインパクトを残した。

在籍期間が短かったのは元祖怪物ロナウドも同じで、オランダのPSVからやってきたロナウドは1996-97シーズンのみバルセロナでプレイ。その1シーズンは衝撃的で、ロマーリオをも超えるリーグ戦34ゴールを記録。チームは惜しくも2位だったが、ロナウドもリーグ得点王に輝いている。

レヴァンドフスキはここまで17試合に出場して14ゴールを記録し、得点ランク首位に立っている。同メディアはロマーリオ、ロナウドと同じく30ゴールの大台に乗せる可能性があると期待しており、それがリーグタイトルへ繋がれば言うことなしだ。ベテランとなってからのリーガ・エスパニョーラ挑戦に不安を抱いていた人も少なくないだろうが、レヴァンドフスキの得点ペースはバイエルン時代と大差ない。早期の結果を求めた即戦力補強としては文句なしの成績と言えるのではないだろうか。

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