今冬の移籍金高騰は夏にも影響する? 移籍先注目のベリンガムもマネーゲームとなるのか

ベリンガムはどこへ行く photo/Getty Images

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昨夏から大金を費やすチェルシー

今冬の移籍市場は、近年でも特に高額な移籍金が発生した。特にチェルシーは1億ユーロを超える移籍金でミハイロ・ムドリク、エンソ・フェルナンデスを獲得しており、今夏にも影響が出るかもしれない。

そこで懸念されるのが、ジュード・ベリンガムについてである。今夏ドルトムントから他クラブへの移籍はほぼ確実といわれており、リヴァプールやレアル・マドリードといったビッグクラブが目を付けている。

ドルトムントとベリンガムとの契約において契約解除条項は付いていないものの、売却値は1億300万ユーロに設定されている。しかし英『Mirror』によれば、今冬の影響によってさらに高騰するのではないかと考えられている。
同紙ではエンソ・フェルナンデスが英国史上最高額となる1億2100万ユーロ(1億700万ポンド)で移籍したこともあり、移籍マーケットにおけるさらなる高騰を予想。ドルトムントとの契約解除条項が設定されていないため、ベリンガムへの価値と、その額はさらに上がるものと考えられている。

そうなるとリヴァプールにとってはより厳しい戦いとなるかもしれない。特に今季はプレミアリーグでも成績が悪く、UEFAチャンピオンズリーグの出場権獲得も困難だ。プラスでマネーゲームとなれば、決して優位に立てる状況ではない。今冬のチェルシーの動きが今後の移籍市場にどのような影響をもたらすのだろうか。

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