古橋の“得点感覚”を日本代表でどう活かす? セルティックで完成した連携「味方は彼がどこにいるかを……」

セルティックでゴールを量産する古橋 photo/Getty Images

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3年半で連携を構築できるのか

セルティックでゴールを量産するFW古橋亨梧を日本代表にどう組み込むのか。これは3年半後のワールドカップへ向けて1つのテーマとなるかもしれない。

昨年のカタール大会はメンバーに入らなかったが、今季セルティックで22ゴールを挙げている点取り屋を無視することはできない。今の活躍ぶりならば、どこかで代表より声がかかるだろう。

古橋を活かす場合は、やはりチーム全体で古橋の動き出しを理解する必要がある。カタール大会で活躍した浅野拓磨や前田大然とは異なるタイプで、チームメイトと理解を深めるまでには時間がかかるかもしれない。
英『Daily Record』によると、セルティックのコーチを務めるジョン・ケネディもトレーニングを重ねる中でチームメイトが古橋のことを深く理解したと語る。

「何よりもまず彼はチームのために仕事をしている。本当にハードにプレスをかけてくれるし、彼は素晴らしいよ。そして選手たちは彼のスタイルを理解していて、それが進化だ。一緒にプレイするうちに互いを理解した。今やチームメイトは長く考える必要がない。味方は古橋がどこにいるのかを分かっているから、ほとんど見なくともボールをエリアに入れられるんだ」

毎日のようにトレーニングを重ねるクラブと、定期的にしか集まらない代表チームではトレーニングプランも変わってくるだろう。クラブと代表でまったく同じ結果を残せる選手ばかりではない。定期的に顔ぶれも変わっていく代表チームで古橋との理解を完璧に深めるのは簡単ではないかもしれないが、この3年半で古橋は代表の顔になれるだろうか。

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