加速する三笘VSソン・フンミンの比較論 世界に衝撃与えるサムライが“アジアNo.1アタッカー”になる日

プレミアで大暴れする三笘 photo/Getty Images

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現アジア最高の5選手に堂々ランクイン

日本では川崎フロンターレ時代より有名な選手ではあったが、FW三笘薫は昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会より世界的に有名なアタッカーとなった。

所属するブライトンでもスーパースターとなっており、急激に評価が上がっている印象だ。

それに合わせて加速しつつあるのがトッテナム所属の韓国代表FWソン・フンミンとの比較だ。ともに左から仕掛けるプレイを得意としており、プレミアリーグの地で結果を出している点も同じだ。アジアを代表するアタッカーとして比較論が起きるのも頷けるか。
先日には『Sportkeeda』が『5人の現アジア最高の選手』と題した特集を組んでおり、そこでは日本よりアーセナルDF冨安健洋、三笘、イランよりFCポルトFWメフディ・タレミ、韓国よりウォルバーハンプトンFWファン・ヒチャンとソン・フンミンが選出されている。

韓国人選手に関してはセリエA首位を走るナポリで主力として活躍する韓国代表DFキム・ミンジェの方が優先的に選ばれるべきではないかとの見方もあり、キム・ミンジェも現アジアNo.1プレイヤーに近い選手と言える。

とはいえアタッカーに限れば、ソン・フンミンと三笘が現アジアNo.1に近い存在なのは確かだろう。今季はソン・フンミンの得点ペースが上がらないこともあり、近いうちに三笘との評価が逆転する可能性も考えられる。三笘がアジアNo.1アタッカーとなる日も遠くないか。

プレミアリーグ首位のアーセナルで冨安、セリエA首位のナポリでキム・ミンジェとアジア人DFが活躍しているのも印象的で、5大リーグ全体でアジア人選手への見方が変わってきているのは間違いない。

同メディアは三笘について「驚異的なフットワークで対戦相手に悪夢をもたらし始めている」と評しており、過去の日本人選手とは少々異なる形で注目を集めている。

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