フランクフルトは“長谷部依存”をどうするのか 「長谷部は40歳になってもピッチにいる?」 

フランクフルトで戦い続ける長谷部 photo/Getty Images

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続く後継者問題

フランクフルトは長谷部誠の後継者問題をどうするつもりなのだろうか。

7日にDFBポカールのベスト16でダルムシュタットと対戦したフランクフルトは、この日も長谷部を最終ラインで先発起用。失点はあったが、4-2の勝利を収めてベスト8入りを決めた。

長谷部は1-1で引き分けた1月28日のバイエルン戦にも先発しており、このゲームから再び評価が上昇することになった。39歳を迎えたものの、重要度はまったく変わっていないのだ。
独『Sport1』は「長谷部は40歳になってもピッチにいる?」と題し、フランクフルトを支え続けるレジェンドの将来を気にかけている。長谷部個人のキャリアはもちろん、今のフランクフルトが長谷部抜きでどう運営していくのかが問題だ。

「彼はハリー・ケインのようなワールドクラスのアタッカーさえも驚かせる。言葉と明確な身振りでアイントラハト管弦楽団をエレガントに指揮している。アイントラハト側は、彼がいなくなった場合に将来どうするかを考える必要がある。彼があと1年選手を続けるのか、それともコーチとしてのキャリアを進めていくのか」

同メディアはこう伝えており、フランクフルトの3バックを機能させるうえで現代型リベロ・長谷部は欠かせない。長谷部がピッチを退く日がくれば、システム面も見直していく必要があるだろう。今のフランクフルトが長谷部の経験値やリーダーシップに依存している部分があるのは事実だ。40歳になっても長谷部はプレイできるはずだが、フランクフルトは偉大なるリーダーの後継者探しへ本格的に動き出すべきだろう。

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