コロンビア戦で見てみたいオーストリアで躍動する“NEXT三笘薫” 好調・中村敬斗は日本代表に選ばれるか

オーストリアで結果を残す中村 photo/Getty Images

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今季すでにリーグ戦8ゴール

昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会でドイツとスペインを下して世界中を驚かせた日本代表。森保一監督の続投が決まったチームは3月にコロンビアとの対戦が決定した。

大会後も三笘薫を中心に主力メンバーが欧州で結果を残す中、ここにきて大きな注目を集めているのが、中村敬斗である。三菱養和SCユースから2018年にガンバ大阪へ加入すると、同年開幕戦でデビュー。トップチームやガンバ大阪U-23(J3)で頭角を現し、2019年途中にはトゥウェンテへ期限付き移籍して欧州へ挑戦した。

加入当初から試合に起用され、エールディヴィジで17試合4ゴールと結果を残していた中村。しかしその後は新型コロナウイルスの影響でチームを退団せざるを得なくなり、ベルギーやオーストリア2部で研鑽を積んだ。
すると今季はそのポテンシャルを遺憾なく発揮し、ここまでリーグ戦15試合8ゴール3アシストと大きなインパクトを残している。持ち味であるスピードとテクニックを駆使してゴールを重ねており、左サイドハーフや左ウイングで躍動する姿から英各メディアで「ネクスト三笘薫」とも伝えられ、リヴァプールやブライトンが関心を示していると報じられている逸材だ。

そんな中村はいまだ日本代表での経験はない。左サイドハーフには本家・三笘や南野拓実、相馬勇紀などが起用されているものの、結果を残せば自らの定位置にすることも可能だろう。スピードは森保ジャパンの大きな武器になることは間違いなく、三笘らと激しいポジション争いができれば、チームはより強化されるはずだ。好調を維持する中村が3月に日本代表のユニフォームを着てコロンビアと対戦している姿も見られるかもしれない。

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