2019‐20、2020-21シーズンの輝き忘れられない インテルはまだルカクの完全復活に賭けている

インテルで結果が出ていないルカク photo/Getty Images

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29歳のルカクが再び大爆発する日はくるか

2019‐20シーズンはセリエA36試合に出場して23ゴール、続く2020-21シーズンは同じく36試合で24ゴール。インテルはこのとき見せていたFWロメル・ルカクの輝きが忘れられないのだろう。

ルカクはチェルシーでのプレイを1シーズン挟み、昨夏よりレンタルの形でインテルへと戻ってきた。再びラウタロ・マルティネスとの2トップ形成が期待されたのだが、シーズン早々にルカクは怪我を負ってしまった。それはベルギー代表の集大成として臨んだ昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会にも大きく影響することとなり、ルカクにとっては苦しい2022年だったに違いない。

しかし、伊『Gazzetta dello Sport』はインテルがまだルカクに賭けていると伝えている。今季ここまでリーグ戦400分の出場で1ゴールと満足な結果は出ていないが、再び復活してくれるとの確信があるようなのだ。
インテル側は来季もルカクをレンタルの形でチームに残したい考えで、チェルシーと交渉していくことになるという。代替案は今季でリヴァプールとの契約が満了を迎えるブラジル人FWロベルト・フィルミーノだが、インテル側のファーストチョイスはルカクだ。

ルカクもまだ29歳と中堅世代で、コンディションさえ戻れば過去の輝きを取り戻せる可能性は十分にある。ルカクとラウタロの2トップ爆発こそスクデット奪還へのカギとなりそうだが、ルカクはもう一度全盛期を作れるのか。2019-20、2020-21シーズンのインテルで見せていたパフォーマンスはキャリア最高のものだったはずで、インテル側はその再現を待っている。

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