アーセナルとの大一番を前にベストなシティが戻ってきた? 選手たちの立ち振舞にペップは満足げ

立ち振舞の重要性を説いたグアルディオラ監督 photo/Getty Images

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ヴィラに快勝したシティ

6日に行われたトッテナム戦は1-0で敗北したものの、そこから立て直して13日のアストン・ヴィラ戦で3-1の勝利をあげたマンチェスター・シティ。チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は練習の段階からチームが改善したことを感じ取っていたようだ。
 
現在プレミアリーグ2位につけているものの、ここ1ヵ月ほどで公式戦3敗を喫するなどややチームの状態が懸念されていたシティ。そんななか迎えた今回のヴィラ戦では、MFロドリ、MFイルカイ・ギュンドアン、FWリヤド・マフレズのゴールが前半のうちに決まり3点のリードをゲット。後半に入ってからFWオリー・ワトキンスに1点を返されたが、そのまま逃げ切ることに成功した。
 
英『Daily Mail』は、年末年始あたりからグアルディオラ監督が選手のボディーランゲージについて言及するなど自らのチームに対してやや批判的だったことを指摘しつつ、ヴィラ戦後の彼のコメントを紹介。彼はトレーニング中の選手の姿勢について述べている。
 
「ここ1週間か10日間ほどでトレーニングへの向き合い方はかなり改善された。みんなとても集中している。カイル・ウォーカーもそういった立ち振舞が戻ってきた。他の多くの選手も同様だ」
 
「良い振る舞いをすることが競争に勝つための唯一の方法だ。だからといって簡単に勝てるようになるわけではないが、それなしでは不可能だ」
 
冬の移籍市場でDFジョアン・カンセロがバイエルン・ミュンヘンへローン移籍した背景には、こういった振る舞いの問題があったとも言われている。恐らくワールドカップ終了後あたりからグアルディオラ監督にとって好ましくない雰囲気がチーム内に漂っていたと推測できる。
 
次のシティの試合が16日に行われる首位アーセナルとの直接対決であることを踏まえれば、良いタイミングでチームの状態を上向きにすることができたと言えそうだ。今回のヴィラ戦で負傷交代したFWアーリング・ハーランドの状態は気になるところだが、ここで勝利して首位アーセナルを追い詰めることができるか。

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