バルサ、ドルトムントと共に2023年全勝中 ブンデス2位のウニオン・ベルリンはどこまで突き進む

クノッヘのゴールで逆転にしたライプツィヒ戦のウニオン photo/Getty Images

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今季はヨーロッパリーグも並行して戦っているウニオン

シーズン前半は一時ブンデスリーガ首位も走るなど、快進撃を見せている今季のウニオン・ベルリン。彼らは2023年に入ってからも公式戦6戦6勝と波に乗っている。
 
ウルス・フィッシャー監督の下、[3-5-2]の布陣を軸とした堅守速攻やセットプレイを武器に勝利を重ね、現在ブンデス2位につけているウニオン。英『Daily Mail』によると、彼らはブンデスリーガにおいてここ1年以上ホームで負けなしであり、先制点を奪った過去50試合は36勝14分けとリードを守り切る強さを見せている。
 
そんなウニオンは12日にRBライプツィヒとの上位対決に臨んでおり、ここでも1-2の勝利を収めた。MFベンジャミン・ヘンリクスに強烈なミドルシュートを決められライプツィヒにリードを許したが、後半に入るとCKの流れからMFヤニク・ハベラーがシュートを突き刺し同点。その後、相手のハンドで得たPKをDFロビン・クノッヘが沈め、逆転に成功した。
 
これにより彼らはシーズン再開後から続いているリーグ戦連勝記録を5に伸ばしており、1日に行われたDFBポカールのヴォルフスブルク戦を含めると公式戦6連勝となった。英『Squawka』によると、2023年に入ってから全ての試合に勝利している欧州5大リーグのクラブは、ウニオン、ドルトムント、バルセロナの3クラブのみとなっている。
 
現在ウニオンと首位バイエルン・ミュンヘンとの勝ち点差はわずかに1であり、チャンピオンズリーグ出場権獲得を狙えるどころか、リーグ優勝の可能性も大いに残している。2019年にクラブ史上初のブンデス昇格を果たしたクラブがそれからわずか4年でリーグ優勝するとなればとんでもない快挙だが、このミラクルを実現させることはできるのか。

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