リヴァプール時代の輝きをもう一度 苦悩の“1年半”過ごしたワイナルドゥム復活への一歩

ローマに所属するワイナルドゥム photo/Getty Images

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リヴァプール時代は評価も高かった

11日、セリエA第22節のレッチェ戦にてローマMFジョルジニオ・ワイナルドゥムが復帰を果たした。

ワイナルドゥムにとって、この1年半は厳しい時間だっただろう。2021年夏にリヴァプールを離れてパリ・サンジェルマンへ向かったものの、ポジションを確保できないままシーズンが終了。

昨夏にはローマへのレンタル移籍を選択したが、今度は開幕早々に大怪我を負ってしまった。リヴァプールでプレイしていた頃はオランダ代表でも不動の主力MFだったが、パリ移籍以降は評価が落ちてしまった。
そこに怪我も重なり、ワイナルドゥムはオランダ代表の構想から漏れた。昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会も欠場しており、大きなものを失った1年半となってしまった。

今回のレッチェ戦には7分間出場しているが、ワイナルドゥムにとっては大きな一歩だ。リヴァプール時代は攻守にアグレッシブなMFと評価が高く、ユルゲン・クロップの下で絶対的な存在だった。

怪我の影響は気になるところだが、32歳を迎えた今でもローマで主力になれるはず。指揮官ジョゼ・モウリーニョにとってもワイナルドゥム復帰は大きな戦力アップであり、再び才能を証明できるか楽しみだ。

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