バルサが“3100万ユーロ”を投じた才能は ポルトガルでも結果出ぬレフティーアタッカーはどうなる

スポルティングCPで奮闘するトリンコン photo/Getty Images

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ポルトガル国内でも目立った結果は出ていない

2020年にバルセロナへ移籍してから2年半。ポルトガルの若き才能はもがいている。

当時バルセロナがブラガから3100万ユーロの移籍金で引き抜いたのは、レフティーアタッカーのフランシスコ・トリンコンだ。

母国ポルトガルのブラガでプレイしていた際には注目の若き才能と言われていたのだが、バルセロナでは定位置を確保できず。イングランドのウォルバーハンプトンへのレンタル移籍を挟み、昨夏にはポルトガルのスポルティングCPに買い取りオプション付きでレンタル移籍している。
スポルティングといえば日本代表MF守田英正がプレイしている国内の名門だが、ここでもトリンコンはリーグ戦20試合で4ゴールとそこまで数字が伸びてこない。最近もスタメンから外れるゲームがあり、絶対的な存在にはなれていない。

ポルトガル『O Jogo』も23歳を迎えたトリンコンの成長プランを気にかけており、12日に行われたFCポルトとの大一番も前半途中にベンチへ下げられている。2020年にはポルトガル代表デビューも済ませているが、このままではA代表定着も厳しいか。

特に現在のポルトガル代表は若いタレントが揃っており、前線の争いも激しい。トリンコンも期待の若手の1人だったが、もう一度才能を証明できるだろうか。まずはスポルティングCPで結果を残すことが最優先であり、そこから再びのステップアップに繋げたいところだ。

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