スコールズが「ファンタスティック」と絶賛 マンUでのカゼミロはどんな仕事もこなせる“ピッチ上のコーチ”だ

スコールズ氏のカゼミロの評価は高い photo/Getty Images

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幸いにもバルサ戦ではカゼミロを起用できた

5日のクリスタル・パレス戦でレッドカードを受けたことにより、プレミアリーグの直近2試合を欠場していたマンチェスター・ユナイテッドのMFカゼミロ。ヨーロッパリーグの試合には出場可能なため17日のバルセロナ戦には先発出場しているが、クラブのレジェンドOBであるポール・スコールズ氏はそんなカゼミロのことを絶賛している。
 
今季レアル・マドリードからマンUへと移籍し、すぐさまチームの中心人物となったカゼミロ。今回のバルサ戦でも、比較的自由に動き回る相方のMFフレッジをカバーしつつ、攻守において存在感を発揮。残念ながら2失点目は彼のパスミスから生まれてしまったが、それでも90分を通じて精力的なプレイを見せた。
 
英『Manchester Evening News』によれば、マンU黄金期の中盤を支えたスコールズ氏がこのバルサ戦前にカゼミロについて言及。「彼がチームにいない時、大きな違いが生まれるのがわかる」とその影響力の大きさについて述べている。
 
「私はいつもピッチ上にもコーチがいるべきだと話しているが、エリック・テン・ハーグ(監督)にとって彼はそういう存在だ。彼はみんながどこにいてほしいかわかっている」
 
「前にも言ったが、マドリードではトニ・クロースとルカ・モドリッチが中心だったから、彼のプレイの質の高さには多くの人が驚いている。彼の前方へのパスや周りの選手に対する意識は素晴らしい。彼はファンタスティックだ」
 
「彼は中盤を守る選手だと言われているが、私にはそうは見えない。彼は全てをこなしていると思う。ロイ・キーンに限りなく近い。マンUの中盤の選手である以上、全てに関わるべきだし、前に出ることも、パスを出すことも、守備を助けることもできるはずだ。彼は素晴らしい選手だと思う」
 
さらに同メディアによれば、スコールズ氏はバルサ戦を終えた後もカゼミロのことをべた褒めしている。
 
「最大のプラスはカゼミロだ。カゼミロが来てからこのチームは変貌したんだ」
 
「ピッチの真ん中で圧倒的な存在感を放ち、そこに留まり、完璧なポジションに位置する選手がいることがどれだけ重要か。そのおかげで攻撃的な選手たちは自由にプレイできるんだ」
 
プレミアリーグでは出場停止処分があと1試合残っているため、19日のレスター・シティ戦は欠場となるカゼミロ。しかし、24日に控えているバルサ戦2ndレグでは再び彼のプレイを目にすることができる。マンUのEL決勝トーナメント進出に向け、この男の圧倒的なパフォーマンスに期待だ。

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