オランダの超早熟レフトバックは“28歳”でフリーに EURO2012でスタメンだったDFに何が

クラブでは目立った結果残せなかったウィレムス photo/Getty Images

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オランダメディアも驚き

今から11年前のEURO2012にて、オランダ代表の左サイドバックを担当していた選手を覚えているだろうか。

当時の代表監督ベルト・ファン・マルワイクが抜擢したのは、当時18歳だったDFイェトロ・ウィレムスだ。

18歳と1か月でオランダ代表デビューを果たしたウィレムスは、EURO2012でもグループステージ3試合すべてに先発。結果は3連敗だったが、ウィレムスの未来は明るいと思われた。
しかし、28歳を迎えた現在のウィレムスはフリーの状態にある。ドイツのグロイター・ヒュルトを昨年9月に退団し、そこから無所属なのだ。

クラブの方では国内の名門PSVで経験を積み、2017年にはドイツのフランクフルトへ。その1年半後にはニューカッスルへとレンタル移籍し、2021年にはグロイター・ヒュルトに完全移籍した。

オランダ『Soccernews』は何がいけなかったのかとウィレムスのキャリアを振り返っているが、1つは怪我だ。何度か大きな怪我を経験しており、それが足を引っ張ったのは間違いない。

とはいえ、28歳でフリーの状態が続いている現状には驚きもある。現在はエールディヴィジで最下位に沈んでいるフローニンヘンからの関心があるようだが、ここから復活できるのか。28歳とまだ中堅世代だけに、このまま終わるわけにはいかないだろう。

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