恐怖の《ビッグ6スレイヤー》がプレミア終盤戦を盛り上げる 不気味すぎる9位ブレントフォードの存在

強敵相手に結果を出しているブレントフォード photo/Getty Images

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終盤にビッグ6との戦いが残っている

19日にはマンチェスター・シティがノッティンガム・フォレストと引き分ける波乱があったが、こうした上位陣の取りこぼしが頻繁に起こるところもプレミアリーグの魅力と言える。それだけ中堅クラブに力があり、彼らはビッグ6を倒してしまうだけの武器を備えている。

中でも一番危険なのが9位ブレントフォードだ。英『The Guardian』は彼らを『ビッグ6スレイヤー』と呼んでいるが、ビッグ6は彼らに相当手を焼いているのだ。

最初の衝撃は今季の第2節で、ブレントフォードはマンチェスター・ユナイテッドを4-0で撃破。さらに10月にはチェルシーとスコアレスドロー、11月にはマンCを2-1で撃破し、続くトッテナム戦も2-2のドローで勝ち点1をゲット。
年明けにはリヴァプールを3-1で破り、2月にはアーセナルと1-1で引き分けた。ビッグ6はブレントフォードとの戦いを警戒しているはずで、まだマンチェスターの両チーム、リヴァプール、チェルシー、トッテナムとの戦いを残している。

順位は9位となっているが、4位トッテナムとの勝ち点差は7ポイントとそこまで離れているわけではない。この程度の差であれば十分に逆転可能であり、トップ4入りが難しくともトップ6ならば現実的な目標と言える。今季はリヴァプールやチェルシーが苦戦しており、ブレントフォードが彼らより上の順位でフィニッシュする可能性も考えられる。

サポーターもビッグ6との戦いを楽しみにしているはずで、ブレントフォードは終盤の順位争いにサプライズをもたらすクラブとなるかもしれない。中堅クラブではあるが、ブレントフォードがビッグ6と戦う日を見逃してはならない。

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