ドイツ代表の将来を担う男が長期離脱からようやく復帰 レヴァークーゼンで復調に期待されるむヴィルツ

復帰したヴィルツ photo/Getty Images

昨年3月に負傷離脱する

昨季の大ケガを乗り越えて今季ピッチに帰ってきた19歳がフロリアン・ヴィルツだ。低迷するレヴァークーゼンを引き上げる存在として期待がかかる。

2020年にケルンのアカデミーからレヴァークーゼンへと加入したヴィルツ。新型コロナウイルスでの中断明け初戦のブレーメン戦でデビューすると、同シーズンでわずか17歳34日ながらバイエルン相手にゴールを決めてブンデスリーガ史上最年少ゴールを塗り替えた。

その後、カイ・ハフェルツが移籍したレヴァークーゼンにおいて、中心となってチームをけん引。昨季もパトリック・シックらとともに強力な攻撃陣の司令塔として活躍したヴィルツは、公式戦31試合10ゴール14アシストを記録した。しかし昨年3月のケルン戦にて左ひざ前十字靭帯を断裂し、長期離脱を余儀なくされていた。

そして長い治療期間を経てFIFAワールドカップ・カタール大会後にチームへ復帰。第16節のボルシアMG戦で途中出場してピッチに戻り、UEFAヨーロッパリーグおプレイオフ・モナコ戦ではゴールを決めている。

彼の復活はレヴァークーゼンだけでなくドイツ代表としても大きなトピックスだろう。ヴィルツが本調子を取り戻し、ピッチ上でのさらなる活躍に期待したい。

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