ロシアW杯制覇から“4年半” バルサで怪我に苦しんできたDFに見えてきたイタリアからの復活劇

レッチェでプレイしているウムティティ photo/Getty Images

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継続的に出場できたのは大きな一歩だ

2018年のFIFAワールドカップ・ロシア大会制覇から4年半。フランス代表DFラファエル・ヴァランは昨年のカタール大会でも絶対の主力だったが、ロシア大会でヴァランの相棒を務めた男は苦しい時間を過ごしてきた。

ロシア大会以降怪我に悩まされてきたのがフランス人DFサミュエル・ウムティティだ。

ヴァランとウムティティのコンビはバランスも良かったが、負傷がウムティティの足を引っ張った。所属していたバルセロナでは怪我の影響による離脱、さらにその後のポジション争いに敗れたこともあり、存在感は薄くなっていった。
だが、今季のウムティティは一味違う。今季はバルセロナからイタリア・セリエAのレッチェにレンタル移籍しており、第13節のウディネーゼ戦からリーグ戦10試合連続出場を達成。そのうち9試合はスタメンで、スペイン『SPORT』は大きな一歩とウムティティを称える。

何より昨季はバルセロナでリーグ戦1試合のみの出場に留まっており、バルセロナではリーグ戦の連続出場数が二桁に達したことはなかった。

19日のアタランタ戦こそ筋肉系の違和感で欠場したが、それでも今季は29歳のウムティティにとって大きなシーズンとなっている。フランス代表に選ばれてきた実力者だけに、コンディションさえ整えばまだまだトップレベルでプレイできるはずだ。

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