自慢の堅守がラッシュフォードに破壊された CLに続いてELの早期敗退は避けたいバルサが挑む運命のマンU戦

バルセロナを指揮するシャビ photo/Getty Images

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シャビが気にするのは選手の疲労

19日には格下のカディスをきっちり2-0で撃破し、リーガ・エスパニョーラ首位を走るバルセロナ。22試合を消化した段階で未だ7失点と守備の安定感は抜群で、2位レアル・マドリードとは8ポイント差をつけている。

国内での戦いは実に順調だが、次なる課題は欧州での戦いだ。23日にはマンチェスター・ユナイテッドとのヨーロッパリーグ決勝トーナメント・プレイオフ2ndレグが予定されており、敵地オールド・トラッフォードへ乗り込む。

カンプ・ノウでの1stレグは2-2のドロー決着となっており、自慢の堅守がマーカス・ラッシュフォードを軸とするマンU攻撃陣に破られてしまった。
さらにMFペドリは負傷離脱し、ガビも累積警告の影響で2ndレグは欠場が決まっている。国内で好調を維持しているだけに、マンUが相手とはいえヨーロッパリーグのプレイオフで消えるのはショックだろう。

スペイン『MARCA』によると、指揮官シャビ・エルナンデスが気にしているのは選手たちの疲労だ。カディス戦ではMFフレンキー・デ・ヨングを69分、FWロベルト・レヴァンドフスキを74分にベンチへ下げており、これも疲労を考慮してのものだ。

「フレンキーとレヴァンドフスキはより多くの時間プレイしてきたからね。だから交代させた。先日にはペドリが怪我をしたし、これ以上の負傷は避けないといけない。次の木曜のゲームに備え、選手たちがどれほど疲れているか見ていかないとね」

シャビはこのようにコメントしており、サポーターもヨーロッパリーグのタイトルを求めているはず。今季はチャンピオンズリーグの方でグループステージ敗退の屈辱を味わっているだけに、ヨーロッパリーグこそはとの思いは強いだろう。リーガの好調ぶりを2ndレグにぶつけられるのか、決勝戦でもおかしくない豪華なプレイオフ2ndレグが迫る。

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