大一番で“歴代最多181度目”のクリーンシート達成なるか バルサ戦でも期待されるデ・ヘアのシュマイケル超え

今季好調のデ・ヘア photo/Getty Images

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マンUの窮地を幾度となく救ってきた

大一番での記録更新となるのか。マンチェスター・ユナイテッドの守護神ダビド・デ・ヘアがクラブのレジェンドであるピーター・シュマイケル氏の記録に並んでいる。
 
19日に行われたレスター・シティ戦を3-0の勝利で終えたマンU。序盤からFWハーヴェイ・バーンズやFWケレチ・イヘアナチョに決定的なチャンスを与える展開となったが、彼らのシュートはデ・ヘアがビッグセーブで阻止。苦しい時間帯を無失点で切り抜けると、絶好調のFWマーカス・ラッシュフォードが先制弾を決め、後半に入ってからラッシュフォードやFWジェイドン・サンチョが追加点をゲット。リーグ戦2試合連続での無失点勝利を飾った。
 
マンUの公式HPでは、デ・ヘアがこのレスター戦でクラブ通算180回目のクリーンシートを達成したことが取り上げられている。これは90年代にマンUのゴールを守り続けた世界的名手シュマイケル氏に並ぶ数字であり、クラブ通算歴代最多の記録。2011年にアトレティコ・マドリードから移籍してきたデ・ヘアにとって、マンUでの公式戦521試合目での出来事となった。
 
こうなると気になるのは、デ・ヘアがいつシュマイケル氏の記録を抜き、クリーンシート数クラブ歴代単独トップに浮上するのかというところだ。マンUは24日にヨーロッパリーグ決勝トーナメント進出をかけたバルセロナとのプレイオフ2ndレグが控えており、27日に迎えるのはニューカッスル・ユナイテッドとのカラバオカップ決勝。その後もFAカップのベスト8入りをかけたウェストハム・ユナイテッド戦やプレミアリーグのリヴァプール戦など、重要な試合が立て続けに待っている。
 
今季好調のマンUがリーグ戦ベスト4フィニッシュやカップ戦タイトル獲得を成し遂げるためにも、この4試合のうちのどこかでデ・ヘアのシュマイケル氏超えが達成されると理想的だ。2-2のドローで終えたバルサ戦1stレグもデ・ヘアが完全に破られたわけではない上、FWハフィーニャの鋭いミドルシュートをキャッチで止めるといった驚異的なセーブを彼は見せていた。オールド・トラッフォードで行われるバルサ戦2ndレグでの記録更新も十分に期待できるだろう。

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