まだバルサはCLで戦えるレベルにはないのか 「今季の補強費用を考えれば大きな後退」

マンUに敗れてELから姿を消したバルセロナ photo/Getty Images

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先制しながらもマンUを仕留めきれず

リーガ・エスパニョーラでは首位を快走するバルセロナだが、欧州の舞台では再び屈辱を味わうことになった。

23日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント・プレイオフ2ndレグでマンチェスター・ユナイテッドに敗れ、2月にして欧州カップ戦の戦いが終わってしまった。今季はチャンピオンズリーグのグループステージで敗れたこともあり、2度目のショックと言ってもいい。

マンUのパフォーマンスが見事だったのは確かだが、そのマンUもまだ完成されたチームではない。バルセロナが再びチャンピオンズリーグ制覇を目標とするには、まだ道のりは長そうだ。
スペイン『SPORT』もこの敗退を重く受け止めており、補強に費やした資金から考えても納得できない敗退と手厳しい。

「バルサはまだビッグチームと競争できるレベルに達していない。ユナイテッドに対して最善は尽くしたが、まだ運を味方につけるほどのパフォーマンスではない。CLも最初のハードルでアウト、ELも最初のハードルでアウトだ。今季の補強費用を考えれば大きな後退であり、多額の投資をしながらも強力な相手ディフェンスを崩すだけの決定的な選手を欠いている。今のバルサはゴールを決めてから眠りについてしまうところがある。オールド・トラッフォードでも彼らは眠ってしまった。スペインではそのまま勝てるが、ユナイテッドは単なるリーガのクラブとは異なる」

前線にはロベルト・レヴァンドフスキを迎えているが、まだ欧州のトップを狙うには不十分なのか。今後も地道な強化が必要で、マンUとの2試合は改めて現在地を確認するゲームになったと言えそうだ。

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