ニューカッスルを完成させる“6000万ポンド”の男 イサクが爆発すれば理想のチームとなる

ニューカッスルでの活躍に期待集まるイサク photo/Getty Images

守備はすでに完成している

ここまで的確な補強で快進撃を見せているニューカッスル。2021年10月にサウジアラビアの政府系ファンド『PIF』による買収が決まったこともあって超大型補強へ動くかと思いきや、堅実な補強策を展開していることが話題を呼んできた。

だが、大金をかけた選手もいる。昨夏にレアル・ソシエダから6000万ポンドとされる移籍金で獲得したスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクだ。

金額的には昨夏の目玉補強だったはずで、イサクも期待に応えて最初の3試合で2ゴールを記録。ところが昨年10月より筋肉系の故障で長期離脱することになり、イサクはまだプレミアリーグで438分間しかプレイ出来ていない。

あれから3か月。イサクは年明けよりチームに復帰しており、ニューカッスルにとっては貴重なエース候補だ。守備の堅さには定評があるため、イサクが得点力をプラスできれば面白い。さらに上を目指せるチームになるはずだ。

26日にはマンチェスター・ユナイテッドとのEFL杯・決勝が行われる。良い形でチームを作っている両クラブにとっては大きなタイトルであり、熱いバトルが期待される。イサクの得点力も引き出していきたいところで、終盤戦へニューカッスルがさらにペースを上げてくるのか注目される。

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