スタンドから見守ったマンUのカラバオ杯制覇 復帰まで約2ヵ月のエリクセンはピッチ上で優勝を味わえる?

試合後はチームメイトと喜びを分かち合ったエリクセン(左) photo/Getty Images

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エリクセン抜きでカラバオカップを制した

好調マンチェスター・ユナイテッドの中心人物であるMFクリスティアン・エリクセンはカラバオカップ優勝をピッチの上で味わうことができなかった。しかしマンUには最大あと3つタイトルを獲得できる可能性が残っている。
 
MFカゼミロのヘディング弾と、FWマーカス・ラッシュフォードのシュートから生まれたDFスフェン・ボットマンのオウンゴールにより、2-0の勝利を飾った27日のニューカッスル・ユナイテッド戦。これによりマンUはエリック・テン・ハーグ体制下で初となるタイトルを獲得しているが、先月29日のFAカップ・レディング戦で足首を負傷したエリクセンはこの試合をスタンドから見守っていた。
 
英『Manchester Evening News』によると、エリクセンはこのニューカッスル戦後に、自らの怪我の状態について打ち明けている。それと同時にスタンドからチームを見守る心情も吐露した。
 
「フィーリングは良いよ。保護ブーツを履いたり松葉杖をつくのはいつだって退屈だけど、今は松葉杖から離れてブーツだけの状態だ。来週にはブーツもなくなって、ようやく歩行訓練が始められるようになる。それでも良い感じだ」
 
「(チームが優勝したことについて)それに関しては良かった。でも当然ながらプレイしたい。スタンドから見ているのは実際にプレイするよりも緊張する。だけど冷静でいられたし、みんなが喜んでいるのを見るのは幸せだ。ただただ試合に勝てたことが嬉しいよ」
 
4月下旬から5月上旬の復帰になると見込まれているエリクセンだが、この予定通りにいけば、プレミアリーグのラスト数試合や6月に予定されているヨーロッパリーグの決勝、FAカップの決勝には間に合う。離脱するまではチームの心臓だった彼が今度はピッチ上でタイトル獲得の喜びを味わうためにも、いずれかのコンペティションで最後まで優勝の可能性を残しているマンUの姿に期待したい。

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