バルサ移籍もCL&EL敗退 34歳レヴァンドフスキの移籍は正しい判断だったのか

バルセロナでプレイするレヴァンドフスキ photo/Getty Images

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34歳で移籍を決断したが……

ドルトムント、バイエルンと長くドイツでプレイしてきたFWロベルト・レヴァンドフスキは、昨夏にバルセロナへの移籍を決断した。初のリーガ・エスパニョーラ挑戦へモチベーションは高かったはずで、バルセロナにとっても即戦力のスーパースターだ。早期の結果を求めての補強だったに違いない。

しかし、欧州の舞台では思わぬ躓きがあった。チャンピオンズリーグではグループステージ敗退、ヨーロッパリーグは決勝トーナメント・プレイオフでマンチェスター・ユナイテッドに敗退。チャンピオンズリーグもインテル、バイエルンと同居する死の組に入ってしまう不運があり、マンUも今は絶好調だ。バルセロナにクジ運がなかったのは確かだ。

それでも結果だけを見るなら、今季のバルセロナは欧州で成功を掴めなかった。これに関してスペイン『MARCA』は、レヴァンドフスキもチャンピオンズリーグ&ヨーロッパリーグでは不十分だったと厳しく指摘している。
チャンピオンズリーグではグループステージで5ゴール奪っているが、そのうちの3点は格下と考えられたヴィクトリア・プルゼニ戦で決めたものだ。古巣バイエルン相手にはゴールを奪えず、チームを勝利へ導けなかった。

国内リーグの方では15ゴールを奪って得点ランク首位を走っているが、やはりレヴァンドフスキ獲得の目的は欧州カップ戦での結果にあったはず。リーガ・エスパニョーラのタイトル奪還も重要なミッションではあるが、欧州カップ戦を早々に落とすことは許されない。

バイエルンで毎シーズンのようにチャンピオンズリーグの上位争いを経験してきたレヴァンドフスキにとっても苦い結果となってしまい、欧州トップで戦うためにもチームスタイルをもう一度見つめ直すことになりそうだ。

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