若者&海外に大ヒット 8ビット調デザインのミラン新ユニフォームは売れ行きが好調

売れ行きNo.1の様子のテオ・エルナンデスのユニフォーム photo/Getty Images

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いつもより派手なユニフォームを着て選手たちは登場した

クラブを運営していく上でグッズの売上は重要だ。ミランが27日のアタランタ戦でお披露目した新デザインのユニフォームは幸いにも売れ行きが好調なようだ。
 
今年に入ってから大きく調子を落としていたものの、先月11日のトリノ戦から公式戦3試合連続勝利&クリーンシート達成と復調の気配を見せていたミラン。GKマイク・メニャンが先発に復帰したアタランタ戦も無失点で90分を終え、DFテオ・エルナンデスが誘発したオウンゴールとFWジュニオール・メシアスのゴールにより2-0で勝利。長期離脱していたFWズラタン・イブラヒモビッチも約9ヵ月ぶりにピッチに立つなど、ミランにとっては言うことなしの試合となった。
 
試合内容以外に目を向けると、ミランの選手たちが着用していた赤と黒のユニフォームのデザインがいつもとは違っていた。伊『Gazzetta dello Sport』によると、これは8ビットカルチャーにインスパイアされた4thユニフォームだったようで、ミラノ・ファッションウィーク期間中の2月23日に発表されていた。サプライヤーの『PUMA』とフランスのファッションブランド『KOCHÉ』のコラボレーションにより完成したユニフォームだという。
 
そして、勝利したアタランタ戦後にはオンラインストアで販売されたオーセンティックの4thユニフォームが飛ぶように売れた模様。購入者の約60%が30歳未満と若者を中心にヒットし、アメリカ、フランス、ドイツ、中国などといった海外からの人気も高く、イタリア国外の購入者が全体の53%に上ったようだ。
 
ちなみに、最も売れたのはこの試合で先制点を生んだT・エルナンデスの「19番」で、次いで復帰したイブラヒモビッチの「11番」やMFサンドロ・トナーリの「8番」の売れ行きが良かったという。黄金色のキーパーユニフォームであるメニャンの「16番」も需要が高かったようだ。
 
試合だけでなく、ビジネス的にも完勝となったアタランタ戦のミラン。再びヨーロッパの覇者となるためには間違いなく経営面が重要であり、このままクラブ全体で上昇していく彼らの姿に期待したい。

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