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“7000万ポンド補強”は大正解だった 30歳の疑問を跳ね返した番人・カゼミロの半年間|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

“7000万ポンド補強”は大正解だった 30歳の疑問を跳ね返した番人・カゼミロの半年間

マンUの中盤を統率するカゼミロ photo/Getty Images

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デ・ヨングの獲得案を忘れさせる大活躍

今季よりエリック・テン・ハーグを指揮官に迎えたマンチェスター・ユナイテッドは、シーズン前に中盤の補強へ動いていた。

メインターゲットの1人に挙げられていたのは、テン・ハーグがアヤックスで指導していた現バルセロナMFフレンキー・デ・ヨングだ。中盤の底からゲームを組み立てる選手が不足しているとの見方もあったため、デ・ヨングの獲得は興味深い選択肢と言えよう。

しかし、デ・ヨングの獲得は実現しなかった。代わりにマンUが獲得したのは、レアル・マドリードのアンカーを務めてきたカゼミロだ。そこまで話題に挙がっていなかったこともあり、この電撃移籍に驚いたファンも少なくないだろう。
当初はこの補強に疑問の声もあった。カゼミロは30歳を迎えており、マンUは獲得に7000万ポンドを費やしている。30歳のMFに7000万ポンドは安くない価格だ。

だが、今ではカゼミロに疑問を抱く者はいない。英『The Guardian』も大当たりの補強だったと振り返っており、カゼミロが中盤に入ることで安定感は劇的に向上した。

レアルとブラジル代表でプレイしてきただけあり、繋ぐ技術も悪くない。加えて昨夏にはデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンを獲得しており、組み立てはエリクセンが担える(現在は負傷離脱中)。

2月にはEFL杯を制したが、決勝のニューカッスル戦でもカゼミロはセットプレイからゴールを決めるなど大活躍。自慢の守備はもちろん、ここぞでゴールを決める勝負強さも証明してみせた。カゼミロの獲得は大ヒットであり、7000万ポンドも納得の絶対戦力となっている。

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