イングランド代表の「黄金世代」として共闘した2人が関係を断ち切っていた 「私たちがもう話すことはなかった」

ライバル同士となったファーディナンドとランパード photo/Getty Images

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イングランド代表の黄金世代と呼ばれた両者

現在のイングランド代表は、ガレス・サウスゲイト監督の元、若手を中心に躍動している。現在の同代表も魅力的だが、2000年代前半の「黄金世代」と呼ばれたイングランド代表も実に豪華なメンバーが揃っていた。

黄金世代と呼ばれた同代表は、デイビッド・ベッカム、スティーブン・ジェラード、リオ・ファーディナンド、フランク・ランパードなど、豪華なメンバーを擁していた。メンバー個々が、自身のクラブチームでプレミアリーグやCLなどでプレイし、結果を残していた。

その中でも、ファーディナンドとランパードは、ともにウェストハムの下部組織出身。ランパードの叔父であるハリー・レドナップの元でブレイクを果たした。その後、トップチームメンバーとして、ともにプレイをしていた。
しかし2人の関係についてファーディナンドは、トロフィーを獲得することだけに集中していたことをきっかけに関係を断ち切ったと明かした。英メディア『Daily Mail』が報じた。

「友人同士の対決は友情に影響を与えることもある。フランク・ランパードと私がウェストハムで一緒に育ったことは、よく知られていることだ。彼がチェルシーに行き、私がユナイテッドに行ったとき、私たちはもう話すことはなかった」

「喧嘩別れではなく、彼はできるだけ多くのトロフィーを獲得することに集中していたし、私もそうだった。変わらぬ関係もあるが、そういうこともある」

ユナイテッドとチェルシーといったビッグクラブに所属していた故に、タイトル獲得への気持ちが誰よりも大きかった両者。現在は解説者、監督とそれぞれ違ったキャリアを歩み続けており、もう戦うことがなくなった両者の関係は修復されているそうだ。

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