今季の出番は“57分”のみ…… レアルで最も影が薄くなっているマリアーノはどこへ行く

レアルではほとんど出番がないマリアーノ photo/Getty Images

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イタリア方面からの関心が噂される

レアル・マドリードで最も影の薄い選手と言っても大袈裟ではないだろう。今季の出場時間が僅か57分となっているのは、29歳のFWマリアーノ・ディアスだ。

チームのセンターフォワード1番手はカリム・ベンゼマだが、近年のレアルはベンゼマの負担を軽減する2番手FWが不足していた。最近は18歳のFWアルバロ・ロドリゲスが急成長を見せており、今のところは193cmのサイズを誇る大型FWのロドリゲスが2番手候補と言えよう。

本来はマリアーノが2番手FWに入るべきなのだが、指揮官カルロ・アンチェロッティの信頼を掴めていない。何よりここ2年の得点数は僅か1ゴールとなっており、出番もほとんどない。チームでは2018-19シーズンよりプレイしているが、これだけ出番が少ないとサポーターが忘れてしまってもおかしくない。
今夏には確実に放出となるだろうが、スペイン『Mundo Deportivo』は今もマリアーノの人気は高いと取り上げている。

今夏のオファーがゼロになることは考えにくいようで、イタリアのアタランタ、ラツィオ、トリノといったクラブが関心を示しているという。

ロドリゲスの台頭を見ると、ますますマリアーノの出場機会は減るだろう。選択肢にも入れていないのが現状で、サッカー選手としてのキャリアを考えれば出番を得られるクラブへ行くべきだ。

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