CL2ndレグでリヴァプールの大逆襲はあるのか マンUを7発粉砕の攻撃力はレアルの脅威となる

マンUに快勝したリヴァプール photo/Getty Images

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3点差ならば何が起きても不思議はない

リヴァプールの勢いはチャンピオンズリーグでも発揮されるだろうか。15日に予定されているレアル・マドリードとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグを前に、リヴァプールが調子を上げてきている。

2月21日に行われた1stレグはレアルが敵地アンフィールドで5-2の勝利を収めており、リヴァプールの戦いぶりはお世辞にも良いとは言えなかった。2点をリードしたところまでは良かったが、そこから要塞アンフィールドがあっさりと崩壊。この1stレグだけで決着はついたと考えた人もいただろう。

しかし、リヴァプールはそのゲーム以降国内リーグで調子を上げている。3月に入ってからはウォルバーハンプトン(2-0)、そして今節はマンUを7-0のスコアで粉砕しており、2ndレグを残すレアルとしては嬉しくない話だ。90分あれば3点差をひっくり返すことも不可能ではない。
一方でレアルは1stレグ以降、国内リーグではアトレティコ・マドリード(1-1)、レアル・ベティス(0-0)と2試合連続で引き分け、スペイン国王杯・準決勝1stレグでは宿敵バルセロナに0-1で敗れた。ベティス戦のスコアレスドローが示すように攻撃陣がやや調子を落としており、これがリヴァプールとの2ndレグにどう響いてくるのか気にかかる。

米『ESPN』によると、SNS上では「リヴァプールは夢を見てもいいのでは?」、「ベルナベウで4-0の勝利を収められる」などリヴァプール側にポジティブな意見が寄せられている。

3点差ならば何かが起こるかもしれないが、マンUを7-0のスコアで粉砕したリヴァプールは勢いを継続できるのか。元より実力者が揃うクラブだけに、一度勢いに乗ると手がつけられなくなる可能性もある。

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