伊東純也、バログン、青年指揮官スティルの快進撃はどこまで続く? 16戦無敗のS・ランスが目指す欧州の舞台

リーグ・アンで快進撃を見せるスタッド・ランス photo/Getty Images

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順位は8位まで上がってきた

リーグ・アン第10節までを消化した段階で白星は1つのみと、スタッド・ランスの立ち上がりは決して良いものではなかった。そのチームが現在では8位まで浮上し、欧州カップ戦出場権を獲得する可能性まで出てきたのだから面白い。

チームを激変させたのは、一躍有名人となった30歳の青年指揮官ウィル・スティルだ。シーズン途中に解任されたオスカル・ガルシアに代わり、10月15日のロリアン戦からチームを指揮するスティルは国内リーグで8勝8分と無敗を継続している。

スタッド・ランスといえば日本代表FW伊東純也も所属しているが、2月からは伊東も1ゴール4アシストと勢いが出てきた。アーセナルからレンタルで加入しているFWフォラリン・バログンも15ゴールと勢いは止まらず、伊東&バログンはスタッド・ランスの希望だ。
サポーターの期待は欧州カップ戦出場権獲得だ。仏『L'Equipe』によると、スティルは順位表を気にしていないとしながらも、限界を設定する気はないと上を目指す考えを口にしている。

「トップ5? チャレンジではあるが、我々は自分たちで制限を設けるつもりはないよ。とはいえ、順位表は気にしていない。個人的にはチームがどの順位かさえ知らないよ」

目の前のゲームに集中していく考えだが、もちろん日本のファンとしては伊東とスタッド・ランスが欧州カップ戦へ出場する姿が見たいところ。次節は12日に同じ日本代表の南野拓実が所属するモナコ、その次は好調のマルセイユと上位対決が組まれており、ここでもスティル・マジックが炸裂するのか楽しみだ。この2試合でも負けなしとなれば、本格的に欧州カップ戦への道が見えてきそうだ。

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