「望む場所からどんどん遠ざかっている」 またもトロフィー獲れぬケインはトッテナム離れるべき

CLで敗れたトッテナムはまたも無冠が濃厚だ photo/Getty Images

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クラブ、代表ともにタイトルには恵まれていないハリー・ケイン

トッテナムはCLセカンドレグでACミランと0-0で引き分け、2戦合計スコア0-1でCLから姿を消すこととなった。さらに先日行われたFAカップでも敗退が決まっており、イングランド代表FWハリー・ケインにとってトロフィーのないシーズンがまた1つ増えることになりそうだ。

現在29歳のケインは、トッテナムでクラブ歴代最多得点者記録を持ち、元イングランド代表FWアラン・シアラー氏、元同代表FWウェイン・ルーニー氏に続いて、プレミアリーグで通算200ゴールという史上3人目の快挙を成し遂げている。同クラブで数々の偉大な個人記録を成し遂げてきた一方で、クラブタイトルには恵まれていない。

そんなケインについて元イングランド代表のリオ・ファーディナンド氏は、CL敗退後、ケインがトッテナムを離れることを検討すべきだと語った。英メディア『Daily Mail』が報じた。
「もし私が彼だったら、タイトルを手に入れるために新天地を探すだろうね。CL決勝、リーグで2位になったのは、つい最近のことだが、彼らはケインの望む場所からどんどん遠ざかっているクラブだ。彼は、一番早くトロフィーを手に入れられると思うところに行く必要があるんだ」

元イングランド代表ピーター・クラウチ氏も、ケインがクラブを去ることを考えるべきだと同意した。

「移籍をするなら今しかないと思っている。彼はクラブの記録的なゴールスコアラーであり、トッテナムで要求されたことはすべてこなしてきた」

「もし彼が去って、トッテナムがFAカップで優勝するのを見たら、彼は傷つくだろうね。しかし、そうは言っても、トッテナムが何かを勝ち取る可能性は低いと感じている。私は彼が夏に移籍すると思っている。そして、彼はおそらく移籍を望むと思う。私は彼が来シーズンはユナイテッドにいるのを想像しているね」

CL敗退により、今シーズンもまた無冠が濃厚となっているトッテナム。ケインはタイトルを獲得するために、来シーズン移籍することになるのだろうか。イングランド代表のキャプテンも務める同選手の去就に注目が集まる。

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