来季に向けて決断は早いほうがいい? コンテ解任を説くトッテナムOBが後任として望む指揮官は

コンテ監督の解任はあるのだろうか photo/Getty Images

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ミランに敗れてCL敗退

UEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦でトッテナムはミランと対戦した。敵地での1stレグは1点ビハインドのまま0-1で終え、迎えたホームでの2ndレグは、最後までゴールを奪うことができず。スコアレスドローで終了し、ベスト16で大会を退いた。

トッテナムはFAカップ5回戦でシェフィールド・ユナイテッドに0-1と敗れ、続くプレミアリーグ第26節のウォルバーハンプトン戦も0-1と敗戦。ノーゴールで3試合未勝利の現状に、現地でも解任の声が挙がるなど、アントニオ・コンテ監督の立場は危うい状態だ。

英『TalkSPORT』では、2011年までトッテナムに所属したジェイミー・オハラ氏が、「コンテ監督は去る時が来た」とコメント。同氏はミラン戦の内容を受けて「選手たちはコンテがやりたいことをできているとはいえない」と話しており、コンテ監督の求めるパフォーマンスを選手たちが披露できていない現状について、限界を見ている様子だ。

さらにオハラ氏は、コンテ監督の後任としてマウリシオ・ポチェッティーノ氏の復帰を望んでいる。

「コンテを不幸から解放し、選手たちも不幸から解放して、ポッチ(ポチェッティーノ氏)を迎え入れて先へ進む必要がある。(同氏に)今シーズン終了まで3カ月の猶予を与えて、彼の実力を再確認してから、プレシーズンを挟めば来季はトップ4に入る可能性があるだろう」

ポチェッティーノ氏は2021-22シーズンにパリ・サンジェルマンを離れてから他クラブでの指揮を執っていない。過去にCL準優勝へと導いた指揮官の再任はあるのか。オハラ氏の言葉通り、来季に向けて決断は早いほうが良いかもしれない。

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