PSGを2試合連続でシャットアウト デ・リフト、ウパメカノら若きバイエルン守備陣への確信

ムバッペに対応するウパメカノ photo/Getty Images

欧州制覇を狙うだけの力がある

DFマタイス・デ・リフトのスーパークリアに助けられたところもあったが、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦でパリ・サンジェルマンと戦ったバイエルンは2試合ともクリーンシートで切り抜けた。

MNMが万全でなかったとはいえ、パリの攻撃陣は欧州トップレベルの豪華さを誇る。そのパリを相手にクリーンシートは自信になったはずだ。

両方のゲームでセンターバックに入ったのはデ・リフト、そしてダヨ・ウパメカノの2人だ。1stレグではバンジャマン・パヴァールが最終ラインに入っていたが、パヴァールは終盤に退場。2ndレグでは代わりにヨシプ・スタニシッチが最終ラインに入っており、メンバーが入れ替わりながらもバイエルンの守備は崩れなかった。

『Canal Plus』によると、ウパメカノはフランス代表の同僚であるムバッペを抑えるべく神経を使ったと振り返りつつも、ミッションを達成できたと手応えを口にする。

「スペースを閉じる必要があることは分かっていたし、それをするうで上手くスライドしていかないといけなかった。デ・リフト、スタニシッチとのコミュニケーションもあり、僕たちはとても上手く出来たと思う。自分たちの仕事をしたんだ。パリの攻撃が僕たちを悩ませることはなかったよ。ムバッペが速いことも理解しているけど、今回はチームワークの勝利だ」

スピード対応はウパメカノが得意とするところであり、バイエルンの最終ラインにもフィットしてきた。デ・リフトと長く最終ラインを束ねていける選手のはずで、この守備力ならば欧州制覇を狙うことも不可能ではないだろう。

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