デンベレは「最も仲良くしている人物の1人」 正々堂々繰り広げられるバルサ右WGのハイレベルなポジション争い

デンベレ不在の穴を埋めている photo/Getty Images

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好感が持てるハフィーニャの姿勢

シャビ・エルナンデス監督からすれば喜ばしい限りだろう。バルセロナのFWハフィーニャは競争相手のFWウスマン・デンベレと良好な関係を築いているようだ。

今季リーズ・ユナイテッドからバルサへとやってきた26歳のハフィーニャ。最も得意とする右ウイングのポジションにはデンベレという強力なライバルがいることもあり、ここまでのリーグ戦先発出場数は13試合に留まっている。それでも1月末にデンベレが負傷離脱して以降はハフィーニャの重要性が高まっており、直近のバレンシア戦でもヘディングから決勝点を奪うなど、貴重な戦力としてチームの勝利に貢献している。

そんなハフィーニャは、スペイン『MUNDODEPORTIVO』のインタビューに応じる中でデンベレとの関係について言及している。彼とのポジション争いがネガティブなものでないことを明らかにした。
「ウスマンはドレッシングルームで最も仲良くしている人物の1人だ。ポジションを争うのは普通のことだ。一方はプレイしなければならず、もう一方はプレイしない。競争するのは当たり前だし、フェアであればドレッシングルームで敵意を抱く必要はない。僕は彼のプレイも人柄も好きだし、仲良くやっている。敵である必要はないんだ」

スペイン『AS』によると、デンベレの復帰にはもう少し時間がかかるようで、彼は20日に予定されているレアル・マドリードとの一戦、エル・クラシコも欠場する見込みだという。正々堂々ポジション争いに挑んでいるハフィーニャにとっては残念な知らせかもしれないが、彼のアピールタイムが少しだけ伸びたこともまた事実。大一番で最高のパフォーマンスを披露し、定位置確保に近づくことができるか。

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