エンケティアとどちらが上? バログンが語るリーグ・アンのレベル「簡単だと言われるのはショック」

スタッド・ランスでブレイクするバログン photo/Getty Images

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今後の行き先はどうなる

アーセナルにとって嬉しい悩みとなっているのがFWフォラリン・バログンの躍動だ。今季フランスのスタッド・ランスにレンタル移籍しているバログンは、ここまでリーグ・アンで15ゴールを記録。想像を超える大ブレイクで、当然アーセナルサポーターの中には来季バログンをチームへ戻してほしいと考える人も多いだろう。

ただ、アーセナルにはガブリエウ・ジェズスとエディ・エンケティアがいる。昨夏マンチェスター・シティから加入したジェズスがセンターフォワード1番手なのは来季も変わらないはずで、難しいのはエンケティアとバログンの比較か。

エンケティアは負傷離脱しているジェズスの穴を懸命に埋めており、プレミアリーグでも十分に戦えている。バログンも来季アーセナルで見たい選手だけに、このあたりの判断は非常に難しい。
リーグ・アンのレベルを疑問視する人もいるかもしれないが、バログン本人はレベルの高いコンペティションだと反論している。

「リーグ・アンは本当に難しいよ。簡単だと言われるのはショックだね。なぜこのリーグの価値がもっと尊重されないのか。特にSNSでの意見は理解できない。非常に難しいコンペティションだよ。アグレッシブで、優れたチームがたくさんあるんだ」(仏『Foot Mercato』より)。

中堅クラブのスタッド・ランスで15ゴールは評価されるべき数字であり、得点力ではエンケティアを上回ると言っても大袈裟ではないか。伊『Gazzetta dello Sport』によると、センターフォワードの世代交代へと動くミランも関心を寄せているという。このまま手放すには惜しい人材だが、アーセナルはどのような判断を下すのか。

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