浦和の新助っ人がついに魅せた 決勝点の起点となったホイブラーテンの高精度な左足

浦和で存在感を示すホイブラーテン photo/Getty Images

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決勝点を創出した

前節、セレッソ大阪を相手に駒場スタジアムで今季初勝利を挙げた浦和レッズは、J1第4節でヴィッセル神戸と対戦。開幕3連勝中と勢いに乗る神戸を相手に前半の1点を守り切り、浦和が1-0と勝利。2連勝を果たした。決勝ゴールの起点となったのは、新助っ人のロングフィードだった。

歓喜を迎えたのは21分。最終ラインのマリウス・ホイブラーテンが左足からのロングボールを供給し、大久保智明へとパスを通す。ペナルティエリア右から大久保がを頭で折り返すと、走り込んだ伊藤敦樹が左足を振り抜いてゴールネットを揺らした。

ホイブラーテンの武器である高精度のロングフィードが、ついにゴールへとつながった。左足から放たれたボールは、抜け出した大久保へとピンポイントで通り、一気に浦和のチャンスとなる。ホイブラーテンの持ち味を加入後初めて結果につなげた。
今年の1月半ばにボデ・グリムトから浦和へ加入したホイブラーテンは、合流して間もない状態で先発に名を連ねた。開幕戦からアレクサンダー・ショルツとのセンターバックコンビで鉄壁の守備を見せ、空中戦の強さを発揮してクロスボールを何度も跳ね返した。

コンディションが上がっていくとともに大きな武器の1つであった高精度キックも披露し始め、公式戦5試合目の出場でゴールの起点となった。守備だけでなく攻撃でも存在感を見せたノルウェー人DFは、トップコンディションを取り戻してショルツとともにリーグ屈指のセンターバックコンビとなる。

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