「最高の選手の一人」とペップも絶賛 シティの心臓ロドリは的確にリズムを刻み続ける

稼働率も高いロドリ photo/Getty Images

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絶大な信頼を寄せられている

歴史に名を刻む選手となるのか。バルセロナ時代にはMFセルヒオ・ブスケッツ、バイエルン・ミュンヘン時代にはMFシャビ・アロンソなどといった稀代の司令塔を指導してきたジョゼップ・グアルディオラ監督が現教え子であるMFロドリを絶賛している。

2019年からマンチェスター・シティでプレイしている26歳のロドリ。初年度からチームの中心として戦い続けている彼は今季すでに公式戦38試合に出場。プレイタイム3123分はGKエデルソン・モラレスをも上回りチーム最多となっている(『FBREF』より)。

そんなロドリは直近のクリスタル・パレス戦でも好パフォーマンスを披露した。『SofaScore』によると、この試合で彼が記録したタッチ数115回、パス数96本、パス成功数84本はいずれも両チーム通じてトップのスタッツ。前半開始早々には強烈なシュートでパレスゴールを脅かした。シティはFWアーリング・ハーランドがPKから決めたゴールを守りきり、1-0の勝利を収めている。
グアルディオラ監督はこの試合後、ロドリのパフォーマンスについて言及。クラブの公式サイトでこのようなコメントが紹介されている。

「なんて素晴らしいホールディングミッドフィルダーだろうか。ボールの有無に関わらず彼の存在感は大きいし、ボール扱いの賢さやボールを保持しながらスペースを見つけた時の攻撃は、言葉では言い表せないほどだ。信じられない、素晴らしい試合だったよ。彼が最高の選手の一人であることは間違いない。監督ほどではないけどね(笑)」

今季は好調アーセナルの後塵を拝している2位シティだが、勝ち点差はわずかに5。逆転優勝の可能性はまだ十分に残されている。安定して勝ち点3を取り続けていくためにもロドリのパフォーマンスは重要だが、この調子を最後まで維持することができるか。

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