クラブ&代表で今季も《50ゴール》に関与する凄さ 35歳でもメッシは止められない

アルゼンチン代表をW杯制覇へ導いたメッシ photo/Getty Images

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今でもトップクラスのパフォーマンス

チャンピオンズリーグ・ベスト16で姿を消すことになったのは残念だったが、パリ・サンジェルマンでプレイするアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは今季もトップパフォーマンスを維持している。

最大のハイライトは、もちろん昨年11月より行われたFIFAワールドカップ・カタール大会だ。ここでメッシは7ゴール3アシストの結果を残し、チームを優勝へと導いた。

パリ・サンジェルマンの方では、全コンペティション合わせて18ゴール17アシストを記録。リーグ・アン2年目を迎えた今季は完全に適応しており、特にチャンスメイクの部分が抜群に優れている。今節のスタッド・ブレスト戦でも後半アディショナルタイムにFWキリアン・ムバッペのゴールを華麗にアシストし、チームの2-1勝利に貢献している。
見事なのは得点関与数で、米『ESPN』は、今季のメッシが得点&アシスト合わせて50ゴールに関与したと称賛している。これはクラブと代表を合わせてのものだが、代表ではワールドカップ以外にも9月のホンジュラス&ジャマイカとの親善試合で2ゴールずつ、さらにワールドカップ前の11月16日にはUAE戦で1ゴール1アシストを記録している。

メッシは35歳を迎えているが、まだ衰えてはいない。若い頃のスピードは失ったかもしれないが、高精度のキックは健在だ。パリではムバッペの得点力を引き出し、フリーキックから直接ゴールを狙うこともできる。年齢を重ねるとともにプレイスタイルを巧みに変えており、それが長く活躍できる理由なのだろう。

今でも世界のDFがメッシの対応に手を焼いており、本当に次のワールドカップを狙うことも可能かもしれない。

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