ウーデゴーも確信するトロサールの価値の高さ 「いつもチームの連係ができるポジションにいる」

3アシストを記録したトロサール photo/Getty Images

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トロサールが達成したプレミア史上初の記録

プレミアリーグ第27節、アーセナル対フラム戦ではアーセナルが3点を決めてフラムに完勝した。アーセナルはこの試合で2位のマンチェスター・シティとの勝ち点差5ポイントをキープした。アーセナルは前半から攻撃のアクセル全開で、敵陣において何度もチャンスを作り上げていた。そんな中、冬の移籍市場でブライトンから獲得したレアンドロ・トロサールが3ゴールすべてでアシストを記録するという快挙を達成した。
 
1点目は21分、トロサールのコーナーキックをガブリエウ・マガリャンイスがヘッドで決める。2点目は26分、トロサールが左サイドのペナルティーエリア内で縦突破。ふわりとクロスをあげ、ガブリエウ・マルティネッリがヘッドで合わせてゴール。3点目は45(+2)分、トロサールが深い位置からマイナス気味にクロスをあげ、それをマルティン・ウーデゴーが冷静にトラップしゴールに突き刺すようなシュートを放った。アウェイゲームの前半だけでアシスト3つを記録したのはプレミアリーグ史上初の快挙となった。
 
アーセナルは冬の移籍期間でシャフタールからミハイロ・ムドリクを獲得する予定でいたが、チェルシーに先を越されたためブライトンに2700ポンドほどを支払い、トロサールを獲得した。今回の試合でそれが大正解であったと確信できたのではないだろうか。
 
3点目を決めたアーセナルのキャプテン、ウーデゴーは『Sky Sports』にてトロサールを絶賛するコメントを残した。
 
「トロサールはいつもチームに素晴らしいものをもたらしてくれるので、彼とプレイするのがとても好きだよ。彼はいつもチームの連係ができるポジションにいて、ボックスの中にいるときはゴールにつながるような良いコンビネーションを探し、そこに正確なパスを出すことができる。彼がチームに入ってくれてとても嬉しい」
 
今シーズンのトロサールはブライトン時代を合わせると、プレミアリーグ内でクリスティアン・エリクセンとモハメド・サラーに並ぶアシスト数「7」を記録しており、現在アシスト数1位のケビン・デ・ブライネにも届きそうな勢いで活躍している。今後もアーセナルではアシスト数2位のブカヨ・サカとトロサールによる両サイドからの攻撃に大いに期待が持てるだろう。
 

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