マルティネッリVSヴィニシウスはどちらが上だ セレソンの左サイドで巻き起こる新時代の左ウイング争い

アーセナルで急成長を遂げたマルティネッリ photo/Getty Images

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豪華すぎるレギュラー争い

昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会はベスト8敗退に終わってしまったが、それでもブラジル代表は世界トップクラスのタレント集団だ。ビッグクラブで活躍する選手が揃っており、それによる贅沢な悩みも生まれてくる。

新時代を感じさせるのは左ウイングだ。ここはレアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオールが昨季より急成長し、カタール大会でも主力としてプレイした。

それを追いかけるのがアーセナルFWガブリエウ・マルティネッリだ。21歳のマルティネッリは今季プレミアリーグで12ゴールを挙げており、リーグ制覇へのカギを握る選手の1人となっている。ヴィニシウスのリーグ得点数が8ゴールとなっているため、単純な数字だけを見ればマルティネッリが上回る。
マルティネッリはセンターフォワードにも入れるが、アーセナルでは左サイドがメインポジションだ。ここはヴィニシウスと被っており、今後セレソンで豪華なレギュラー争いが起こると予想される。

先輩のネイマールも忘れてはならないが、かつてトッテナムなどで活躍したダレン・ベント氏は稼働率の面を考えてもマルティネッリがネイマールを超えていると主張する。

「ネイマールは今季も怪我をしていて、今はマルティネッリの方がいいね。ネイマールの華麗さは信じられないが、フィットしていないときがある。ネイマールの出場数を見ると、毎シーズン20試合といったところで、常に怪我をしている」(英『TalkSport』より)。

セレソンの攻撃陣はネイマールから世代交代の時を迎えているとも考えられる。ヴィニシウス、マルティネッリ、あるいはレアルのロドリゴ・ゴエスが存在感を増してくるのか。2026年へ新たなる攻撃のリーダーが必要となり、左サイドではヴィニシウスVSマルティネッリの争いが注目を集めそうだ。

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