ペップからデ・ブライネへ“シンプルかつ高度な要望” ライプツィヒ戦での驚愕7発でその答えは出たか

絶対的な主力であるデ・ブライネだが、今季はスタメン落ちが数試合ある photo/Getty Images

ライプツィヒ戦で答えは出たか

ケビン・デ・ブライネは今シーズンもプレミアリーグでアシスト数1位の「13」を記録しているマンチェスター・シティの攻撃の要であり、チームを長い間支えている柱とも呼べる存在であるのは間違いない。

だが英『The Guardian』によると、先日にはマンチェスター・シティの指揮官ジョゼップ・グアルディオラがデ・ブライネについて“シンプルなこと”ができていないと指摘。彼に基本に戻るよう求めていた。

「ケビンがいかに優れているかはわかっている。彼とは何度も話したが、私が望んでいるのはシンプルな原則に立ち返り、それをうまくやることだ」

「デ・ブライネのその能力は、シンプルなこと、例えばボールを失わないこと、機動性、そしてある瞬間にアクティブになること、これらのことを行えば、更に良くなると信じている」
 
ペップはデ・ブライネにシンプルなプレイ望んでいたようだが、その答えは先日のライプツィヒとのチャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦2ndレグで出たのではないか。

データサイト『WhoScored』によると、デ・ブライネは7-0と大勝したこのゲームで18本ものパスをペナルティエリアで成功させたという。1試合の数字としては今季のチャンピオンズリーグ最多の本数となっており、自身も得点を記録するなどデ・ブライネらしい攻撃性を披露していた。
 
さらにこのゲームではエースのハーランドも5ゴールと大暴れで、デ・ブライネがチャンスを作ってハーランドが決めるシンプルなスタイルこそ現マンC最大の強みだ。

ハーランドの得点量産にはデ・ブライネのアシストが欠かせず、今後も完璧を求めるペップの要望にどのように応えるのかは注目ポイントとなる。その先に首位アーセナルの背中が見えてくるはずで、終盤戦へこのコンビはどこまで得点数を伸ばせるだろうか。

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