「こなしている試合数がクレイジー」なマンUにローテチャンス到来 “3点のアドバンテージ”をテン・ハーグはどう活かす

1stレグで奪ったこの4人のゴールを活かせるか photo/Getty Images

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今季の結果を左右するかもしれない

エリック・テン・ハーグ監督の決断も見どころの一つとなりそうだ。マンチェスター・ユナイテッドは大きくリードした状態で17日に行われるヨーロッパリーグベスト16のレアル・ベティス戦2ndレグに臨む。

10日に行われたベティス戦1stレグは、FWマーカス・ラッシュフォード、FWアントニー、MFブルーノ・フェルナンデス、FWボウト・ベグホルストのゴールにより4-1で勝利したマンU。2ndレグは敵地ベニート・ビジャマリンでの対戦となるが、ベスト8進出に向けある程度余裕があることは確かだ。

今季からマンUを率いているテン・ハーグ監督は、比較的どの大会、どの試合でもローテーションをあまり行わずにここまで戦ってきた。しかし英『Manchester Evening News』は、今回のベティス戦でそこに固執する意味はあまりないと指摘しており、守護神ダビド・デ・ヘアが12日のサウサンプトン戦後に残したこのようなコメントを取り上げている。
「僕らがこなしている試合数がクレイジーだというのはわかっている。一見簡単そうに見えるが、3日おきにプレイするのはタフなことだ。選手たちはたくさん走っているし、回復する時間はあまりない。だけどみんなが自分のベストを尽くそうとしているよ」

今季のマンUはカラバオカップを決勝まで戦って見事優勝を果たした他、ELやFAカップでも勝ち上がっている。その上でプレミアリーグのトップ4フィニッシュも狙うとなれば、ここからはより一層落とせない試合が続いていく。今回のベティス戦はやはり多少リスクを犯してでもローテーションを行うべきに思えるが、スタメンの顔ぶれはいかに。

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