リヴァプールやミランでは輝けずも31歳で開花した男の現在 “14ゴール8アシスト”と結果を残してチームをけん引するウインガー

トルコで輝くボリーニ photo/Getty Images

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ボリーニが結果を残す

ローマやミラン、リヴァプールなどに所属していたアタッカーがトルコで輝きを放っている。元イタリア代表FWのファビオ・ボリーニだ。

チェルシーのアカデミーからトップチームへと昇格したボリーニは、スウォンジーやパルマを経て2011-12シーズンにローマへ期限付き移籍すると、セリエA24試合9ゴールを記録。その活躍を買われて、12-13シーズンからはリヴァプールへと完全移籍した。

しかしリヴァプールでは結果を残すことができず。チームの状態も良くない中で奮闘したボリーニだったが、ケガの影響もあり、リヴァプールの選手として2年間プレイして公式戦3ゴールにとどまった。リヴァプール在籍中の13-14シーズンにはサンダーランドへとレンタルし、7ゴールと活躍していたため、リヴァプール退団後の2015年からは再びサンダーランドへと渡っている。

その後、ミランやヴェローナを経て2021年からファティ・カラギュムリュクへ移籍。トルコへ初挑戦となったが、加入初年度からリーグ戦20試合9ゴールをマーク。そして今季はシーズン途中ながらここまで22試合で14ゴール8アシストと得点力が再び開花し、キャリアハイを更新している。

スピードを生かした裏抜けでゴールに迫るストライカーは31歳を迎えた今、トルコで自身のポテンシャルを遺憾なく発揮している。チームはスュペル・リグで9位と中位に甘んじているものの、ボリーニはゴールやアシストを量産して得点ランキング2位に入っている。左ウイングとして前線をけん引するベテランに、さらなる飛躍を期待したい。

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