3バックがチェルシーを変えるのか R・ジェイムズ、チルウェル、フォファナら後方の選手がカギ握る

チェルシーは終盤へ調子を上げていけるか photo/Getty Images

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終盤戦へベストな形を見つけたい

先週の1週間はチェルシーにとって特別な週だった。得点力不足に悩んできたチームがチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグのドルトムント戦で2ゴール、その後のリーグ戦ではレスター・シティに3-1で勝利を収めており、複数得点を奪うゲームを続けられたのだ。

CL・ドルトムント戦での複数得点は2023年に入って初めての複数得点ゲームであり、いかにチェルシーが苦しんできたかが分かる。

1つのポイントとなったのは3バックだ。グレアム・ポッター体制になってからは4バックと3バックの両方を使ってきたが、最近は3バックがフィットしている。
3バックの場合は右のウイングバックにリース・ジェイムズ、左にベン・チルウェルと攻撃に強みを持つ選手を配置することができ、右のセンターバックに入るウェズレイ・フォファナも機動力とボールを運ぶ力がある。

データサイト『WhoScored』も3バックに切り替えてから良くなったと評価しており、レフティーのDFマルク・ククレジャ、今冬に獲得したDFブノワ・バディアシルらも3バックの方が合っているとの評価だ。

ドルトムント、レスター相手のゲームからチェルシーは波に乗るのか。ベスト8まで進んでいるチャンピオンズリーグでの戦いも気になるところで、3バックがフィットするならば優勝した2020-21シーズンの再現も夢ではないか。

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