ベルギーでの数字は三笘を超えている ブライトンで期待される“NEXT三笘”の完成

ベルギーの地で技を磨くアディングラ photo/Getty Images

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三笘と同じルートを歩む若きウイング

今やブライトンのサポーターのみならずイングランド全体がFW三笘薫のタッチにメロメロとなっており、ビッグクラブからの関心も噂され始めている。今の活躍ぶりを考えれば当然だろう。

ブライトンとしては三笘の流出に備えて後継者を確保しておきたいところだが、すでに候補者はいる。

昨季の三笘と同じくベルギーのロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズへレンタル移籍している21歳のコートジボワール人FWシモン・アディングラだ。
昨夏にデンマークのノアシェランからブライトンへと移籍したアディングラは、そのままユニオン・サン・ジロワーズへとレンタル移籍することに。三笘と同じ場所で技を磨くことになり、ブライトンが左ウイングでプレイするアディングラに同様の期待をかけるのは自然な流れだ。

まだ三笘との比較は厳しいかもしれないが、アディングラはベルギーの地できっちりと結果を出している。ここまでアディングラは国内リーグで9ゴール、国内カップで3ゴールの計12ゴールを記録しており、単純な数字ならば昨季の三笘を超えている(8ゴール)。

12日には首位ヘンク相手に1ゴール1アシストの活躍を見せてチームを勝利へ導くと、16日にはヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグでドイツのウニオン・ベルリンを3-0と華麗に撃破。アディングラはこのゲームでも1アシストを記録しており、ユニオン・サン・ジロワーズはベスト8へと駒を進めている。

ベルギーでの活躍を見れば、アディングラも来季ブライトンの戦力として計算できるかもしれない。三笘もそうだったように、近年のブライトンはスカウティングが当たっている。アディングラの場合は21歳と三笘より若いことも魅力で、近いうちに新たなるスター候補がブライトンで誕生するかもしれない。

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