三笘を今季プレミア“5番目のFW”とする見方も トロサール、マルティネッリより上に位置する「日本のマエストロ」

シーズン終了まで今のパフォーマンスを維持できるか photo/Getty Images

プレミアリーグに彗星の如く現れた

ブライトンでプレイしている日本代表FW三笘薫の評価は現地イギリスでも高い。その証拠に、彼のことを今季プレミアリーグで5番目に活躍しているFWだと位置づけているメディアも存在している。

昨季はベルギーのロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズにローン移籍していたものの、今季は移籍元のブライトンでプレミアリーグ1年目を戦っている三笘。シーズン途中に就任したロベルト・デ・ゼルビ監督の下で左ウイングのレギュラーの座を掴み、ここまでリーグ戦20試合に出場。得意のドリブルや裏抜けから多くのチャンスを生み出し、6ゴール3アシストという好成績を残している。

そんな三笘がランクインしたのが、英『90min』が発表した今季プレミアリーグにおける現時点での「FWパワーランキング」だ。このランキングではクラブに与える影響力の大きさなど、ゴール以外の要素も加味して前線の選手が評価されており、1位にはハリー・ケイン(トッテナム)、2位にはマーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド)、3位にはアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)、4位にはブカヨ・サカ(アーセナル)といった選手が名を連ねている。

そして彼らに続く5位に食い込んだのが三笘だ。同メディアは三笘について「どこからともなくやってきて、プレミアリーグで活躍するようになったブライトンの最新作の一人だ」「それだけでなく、この日本のマエストロは定期的にゴールを決める選手にもなりつつある」と講評している。三笘の後には6位レアンドロ・トロサール(アーセナル)、7位ガブリエウ・マルティネッリ(アーセナル)、8位オリー・ワトキンス(アストン・ヴィラ)、9位イヴァン・トニー(ブレントフォード)、10位モハメド・サラー(リヴァプール)と続いている。

三笘は直近のクリスタル・パレス戦でもドリブルからのスルーパスでFWソリー・マーチのゴールをアシストしており、その勢いはまだまだ止まりそうにない。プレミアリーグ首位のアーセナルを支えるトロサールやマルティネッリあたりがさらに評価を上げてくることも考えられるが、パフォーマンス次第では三笘の順位がさらに上がっても不思議ではないだろう。このランキングはシーズン終了時にどのように変動しているのか。

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