第4のMFだったはずが“19試合連続”スタメン入り 好調インテルの中盤を支える34歳ムヒタリアン

まだまだ一線級で活躍できそうだ photo/Getty Images

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シモーネ・インザーギ監督から頼りにされている

非常に価値のある補強だった。今季からインテルでプレイしている34歳のMFヘンリク・ムヒタリアンは期待されていた以上の存在感を発揮している。

昨季までローマでプレイしていたものの、契約満了によりフリーでインテルへと加入したムヒタリアン。MFニコロ・バレッラ、MFハカン・チャルハノール、MFマルセロ・ブロゾビッチの負担を減らす第4のMFとしての活躍が期待されたが、ブロゾビッチの長期離脱などもあり比較的多くの試合に出場。最後のベンチスタートは昨年11月上旬に行われたチャンピオンズリーグのバイエルン・ミュンヘン戦であり、それ以降、彼は19試合連続で先発出場を果たしている。

気づけばインテルの中盤に欠かせない存在となったムヒタリアンは、プレイタイムもここまで2379分を数えており、これはチーム6番目の数字となっている。伊『Gazzetta dello Sport』は彼の負傷の少なさや警告を受ける回数の少なさに注目し、「頭脳的にも肉体的にも継続性に優れた選手だ」と称賛。また、今季彼が決めた4ゴール全てがチームを勝利に導く決勝点だったこともあり、「彼を先発から外すのは本当に難しいことだ」とその重要性を強調している。
今季のインテルは首位ナポリと勝ち点差18をつけられながらも現在リーグ2位につけており、CLではポルトを下してベスト8進出を果たした。コッパ・イタリアでも準決勝まで勝ち進むなど彼らは充実のシーズンを送っているが、ムヒタリアンの加入がなければここまでの好成績を残すことはできていなかっただろう(データは『FBREF』より)。

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