目指すは“1961年以来”の歴史的勝利 イングランドは鬼門の敵地イタリア戦に臨む

ワールドカップ・カタール大会ではベスト8でフランスに敗れた photo/Getty Images

イタリアに苦しめられている

各国リーグ戦が一段落し、いよいよ始まる3月の代表戦。24日にEURO2024予選グループステージ第1節のイタリア戦に臨むイングランドはここで歴史的な勝利を目指すことになる。

2021年夏に行われたEURO2020では、決勝でPK戦の末イタリアに敗れたイングランド。その後、昨年6月と9月にもUEFAネイションズリーグでイタリアと相まみえたが、1分1敗とリベンジを果たすことができなかった。

今回行われるイタリア戦は、ナポリのホームスタジアムであるスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナで行われる。英『Daily Mail』によると、イングランドは1961年以来イタリアの地でイタリア代表を倒したことがなく、指揮官のガレス・サウスゲイト監督はこのようなコメントを残している。

「我々は好きなだけこのこと(EURO2024制覇を目指すこと)について話すことができるが、それを証明できるのは、実のところ自分たちのパフォーマンスだけだ」

「イタリア戦はその代表的な例になると思う。我々にとって良くない歴史を断ち切るためのまた別のチャンスだ。このような質の高い相手や環境を前にして勝つことができれば、その信念をより強固なものにすることができるだろう」

残念ながら、FWマーカス・ラッシュフォードやMFメイソン・マウント、GKニック・ポープといった選手たちは負傷により不参加となってしまったが、それでもイングランドにはまだまだ数多くのタレントがいる。特に前線を担うFWハリー・ケインやFWブカヨ・サカは各クラブで好調を維持しており、ケインはワールドカップ・カタール大会後公式戦10ゴール1アシスト、サカは8ゴール4アシストという結果を残している。そんな選手たちの力を最大限に引き出すことができればアウェイの地でイタリアを倒すことも十分可能なはずだが、一体どのような結果が待ち受けているのか。

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